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根曲がり竹とは
雪国を代表する山菜です。標高1000m前後の北海道~本州中部以北の山地に分布し、高さが1~3mになるイネ科のチシマザサ(千島笹)の別名です。
豪雪の重みに耐え、根本から横に伸びて弓なりに立ち上がる様子から、長野県の北信地方では「根曲がり竹」と呼ばれています。
標高1500m前後の山に生えるたけのこは、太くておいしいものが採れます。特に志賀高原で採れる物は品質も良いものが採取できます。
(地元財産区の会員のみしか採取できません。)
取れたての新鮮なものはえぐみがなく、甘味があって、あくぬきも必要ありません。くせがなくいろいろな料理に合いますが、中でも味噌との相性がよく、この地方ではサバ缶を入れたたけのこの味噌汁を食べる習慣があり、初夏の風物詩となっています。
この時期には志賀高原山内のホテルなどでも1杯400円で各店の味が食べられる催しを行っています。
ただし、鮮度が命の食材ですので採ったらすぐに皮をむいて食べるのが基本です。
時間が経つとえぐみも出て、たけのこ自体も硬くなっていきます。そのため道の駅の直売所や近隣のスーパーなどに出回るぐらいで、インターネットの通販でも買えますが、大きな流通ルートはないのが実態です。
<写真上:根曲がり竹皮むきの様子>
<写真下:きれいにむかれたたけのこたち>
また、根曲がり竹が生えているチシマザサのヤブは高さ2メートルぐらいになります。入り込んだら回りが見えなくなるほど群生しているため、実際にたけのこ採りに夢中になって遭難する人もいます。
また、熊もたけのこを食べるため、出会いがしらに熊に襲われるケースもあり、たけのこ採りは命がけの作業でもあります。それもあり、地元でも1キロ1000円前後の値段で販売され、都市部でも高級品の部類に入る山菜です。
お知らせ
好評をいただいておりました「サバタケ」ですが、おかげさまで完売となりました。
ありがとうございました!
本年度分は、8月上旬に発売予定です。
ありがとうございました!
本年度分は、8月上旬に発売予定です。
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